2011年3月アーカイブ

皆さんこんにちは。
今日も働く光明池の司法書士 木村です。

先週の土曜日は大阪市内で行われた研修に参加しました。

研修のテーマは「限定相続の実務」。
講師は弁護士五右衛門こと服部先生。

研修でまず印象に残ったのは、
日本の相続は
「財産も借金も全て引き継ぐ」のが原則であるのに対し、
中国や台湾の相続では
「財産を全て引き継ぐのは同じですが、
借金は引き継いだ財産の範囲でのみ引き継ぐ」のが原則
という事でした。

さらに、個人主義国家アメリカでは、
「相続が発生すると、まず財産と借金を清算し、
財産が残れば、財産だけを引き継ぐ」そうです。

今さらながら、国ごとに異なる相続制度に少々感心させられました。

日本の民法で、中国や台湾、アメリカの原則的な相続制度に近いのは
「限定承認」になると思えます。

限定承認の簡単な事例では、
①親が亡くなった。
②亡くなった親は家を持っている。でも借金がどれだけあるか分からない。
③取りあえず相続はします。でも借金は相続した分しか支払えません。

このような限定承認を利用するケースとして考えられるのは、
亡くなった方と生前に連絡を取っておらず、財産や借金がよく分からない。
上記事例
のようなケースや、
亡くなった方が家賃などを滞納していて、
その家賃などを亡くなった方の財産から支払いたいといったケース。
(倫理的には、大変良い事ですが、手続の複雑さや後日、
他の債権者から請求を受けるリスクを考えますと、
その為だけの限定承認はよくよく検討すべきケースです。)

限定承認をする為には、
裁判所へその旨を申し出て、限定承認をした旨を債権者に知らせる。
相続財産(不動産など)を金銭に換えて、名乗り出た債権者に配当する。
といった手続を踏む必要があり、
相続放棄など他の相続方法と比べても手続は複雑です。

しかし、相続放棄はしたくない。でも無制限に相続するのは不安。
といった方の自己財産を守る手段にもなります。

約3時間の研修を終えて、
多様な相続事例に臨機応変に対応できるよう、
まだまだ勉強が必要だと実感しています。

 

追録の恐さ。

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皆さんこんばんは。
光明池の司法書士 木村 です。

本日、書籍を購入すると、差し替え版として追録(有料)を頻繁に送付してくる事で
有名な某出版社から追録が送付されてきました。

同業の先輩方から、この手の書籍は追録が次々と送られてくるから大変と
聞いておりましたが、購入数も少ないので、送付される追録の内容と金額を
見た上で追録購入の是非や追録送付の停止をしようと考えておりました。

しかし、本日送付されてきた追録を見て、私の考えが甘かった事に気付きました。

というのは、今回の追録は「合併号」とされており、費用も7000円ほどなのです。
初回購入の書籍代が1万円ほどに対して、その半年後に送付された追録がこの値段。
驚くべき商売です。


下記は、その後、私が某出版社に連絡した際のやりとり。

    私「先日、購入した書籍の追録は不要なので、以後追録の送付は
     止めて下さい。」
     「それと、昨日送られてきた追録は返送しますので、現時点で
     
こちら宛に発送済みの追録は他にありませんか?」

担当者「そうですか。追録停止の件は後ほど担当者から連絡させて頂きます。」
     「他に発送予定の追録は1つあり、既に配送手配をしているので
             止めれません。」
   
   私「そうですか。では、後日郵送分とまとめて返送させて頂きます。」
     「それと、担当の方からの連絡は不要なので、そちらで追録停止
              の処理をして下さい。」

担当者「追録停止の件は、返送の方法を含めて担当者から一度連絡
              させて頂きますので。」
 
   私「返送の方法ですか?郵送でそちら宛に送りますので
              
特に問題ないと考えますが。」
     「とにかく、追録の停止は今すぐあなたが処理して下さいますね?」

担当者「停止はします。ただ後ほど、担当の者から連絡させます。」

   私「連絡は不要です。」

これが、この会社の実態のようです。
後ほど、担当者から連絡がありましたが、
「不要と感じるものに代金は支払えません。」とお断りしました。

追録に関して、先方が勝手に「合併号」だと盛り上がるのはご自由ですが、
その費用を盛大に請求されるのは納得いきません。

なお、台紙(初回に購入する基本書)の購入時に手渡される申し込み書の裏に
法律改正などに際して、追録(有料)を送付しますのでご承知おき下さい。
と記載されていましたが、営業担当者はいつでも止める事ができると説明しています。

では、追録として一方的に送付されたら最後、
こちら側に代金の支払義務が発生するのでしょうか?
そもそも、追録に関しては、その内容や金額が事前に全く分からず、
手元に届いた時点で全てが判明する仕組みです。

追録が出るのであれば、
事前に「このような追録が出ますが、購入されますか?」
と購入意思の確認をするべきで、確認もせず一方的に送りつけ
その代金を請求するのはあまりにも強引すぎます。


私の勝手な解釈ですが、法的には、
追録が送付される度に個別の売買契約の申し込みがなされ、
その申し込みを承諾しなければ(=返送する)、
契約は成立しない。代金の支払義務はない。
との理解で良いのではないでしょうか。

 

皆さん、こんにちは。
光明池の司法書士木村です。

先日、このブログに掲載させて頂いたヴァラモスの件につきまして
たくさんの問い合わせを頂戴し、誠にありがとうございます。

しかしながら、ヴァラモスは債権譲渡による相殺を避ける為か、
既に貸金債権を他の関連会社へ譲渡しているものと思われ、
現在に至ってもなお、ヴァラモスへ返済中という方が見つかっておりません。

借入金残高が残っているとの連絡を頂いた方々もおられましたが、
取引履歴を請求し再計算をされるよう助言させて頂いた結果、
全て過払いになっていたものと思われます。


私としましては、引き続き、過払金の返還に非協力的な会社からの回収方法
について検討させていただきますので引き続き宜しくお願い致します。

また、株式会社インター(現商号:CREST株式会社)に対しても、
ヴァラモスと同様の方法により、過払金の回収をしたいと考えております。

ヴァラモス同様、既に全貸金債権を譲渡済みの可能性もありますが、
裏を返せば、現在、返済をされている方がおられ、その貸金債権が他の会社へ
譲渡されていないのであれば、その方は既に過払い状態かもしれません。


現在、株式会社インター(現商号:CREST株式会社)に対して返済をされている
方がおられましたら当事務所までご連絡頂けますよう何卒お願い申し上げます。


 

皆さん、こんにちは。
光明池の司法書士 木村です。

3月11日(土)に東北地方で起きた大地震から1週間が経ちました。
地震が起きた当時の様子をテレビで見ておりましたが、
まさかここまでの被害が出るとは考えておりませんでした。

地震や津波などによって亡くなられた方々のご不幸を考えますと
大変心が痛みます。

そして現在、次から次に問題が発生する福島第一原発。
これは一体どうした事でしょうか。
二、三日前までは各テレビ局で原発、原発と特別報道されていたものが、
今になってはNHKを除き、ほぼ通常放送に。

原発の状況は落ち着き、事態は好転しているのでしょうか?

もし仮に、落ち着き、好転しているのなら、
放射線対策として「本体の底に鉛を敷き詰めた」ヘリを飛ばしてまで、
放水する必要はないはずです。


テレビで次々と伝えられてくる映像を見聞きしていますと
まるで映画でも見ているかのようなひどい状況に思えます。

未曾有の大災害に対して、自分自身に何ができるのかと何度も問いかけながら
仕事を続ける毎日です。




 

皆さんこんにちは。
ここのところ、ブログ更新の勢いがV字回復。光明池の司法書士木村です。

今日は、大阪地方裁判所堺支部に行き、受任中の自己破産申立をしてきました。
無事、免責決定がなされますように。


明日は、泉佐野で行われる司法書士総合相談の相談員に割り当てられており、
これは何としても遅刻しないよう気をつけなくてはなりません。

これでは、ただの業務報告ですね。失礼しました。







 

身内ネタ。

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cyappy.jpg

皆さん、こんばんは。
光明池の司法書士木村です。

今日は、受任している裁判の為、裁判所へ行ったところ、
傍聴していた事件で、裁判官と被告側貸金業者が
「次回期日を入れるか入れないか」で激しく言い争っているのを見ました。

「簡易迅速」がモットーの簡易裁判所の裁判官


「事件の先延ばし」がモットーの貸金業者の戦い。

結局、裁判官の「本日で終了します!」で終わりでしたが。

さてさて、話はコロッと変わりますが、このところ、
仕事の話ばかりだったので、たまには身内ネタです。

上の画像は我が家の犬2号ですが、
たまに写真を撮ってみたくなります。

そして、撮れたのがこれでした。
なんとふてぶてしい顔でしょう。
 

スケジュール。

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皆さんこんにちは。
今日は土曜日ですがもちろん出勤司法書士の木村です。

少し暖かくなったと思ったらまた寒くなり、昨日、一昨日と、ここ光明池では雪が
ぱらついていました。

「春はまだか」と、毎日のように週間天気予報で気温を確認する自分がいます。

話を強引に戻しますが、今日は午後からお客様との面談の為、
午前中はその準備に忙しく、あっという間でした。

その準備も終わり、事務所で昼ご飯を食べながら、来週の予定の確認です。
以前の私はスケジュール帳といった予定を確認するものを持っていませんでしたが、
この仕事をさせて頂く事になり、今や必須アイテムのひとつです。

もし、裁判の期日をうっかり忘れてしまったら、
もし、不動産の取引日を忘れてしまったら、
もし、嫁の誕生日をうっかり忘れてしまったら。

考えてみるだけで背筋がゾッとなります。

お金を貸すということ。

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お世話になっております。
また寒くなってきた光明池で司法書士をしております木村です。

昨年の10月頃にご依頼頂いた、個人間での貸金返還請求事件
がようやく決着しました。

去年の10月頃、
「友人の頼みを断りきれずお金を貸したが、返済期日を過ぎても返してもらえない。」

と相談に来られた案件でしたが、

借主宛に内容証明を送付した後、何度も話し合いの場を持ちました


あくまでも依頼者は貸主ですが、借主とも一定の信頼関係を築かねばと
慎重に交渉した結果、元本全額と利息を支払って頂きました。

事件終了後、依頼者の方から「ほっとしました。」とお手紙を頂いた今、
改めて司法書士としての充実感を感じております。

お金を貸すということ≒人助け

お金を貸すということ=回収できないリスクを負うこと

※私の勝手な解釈です。

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